ディスクの使用状況を調べるときに使うコマンドが du コマンド。
実行するとカレントディレクトリ以下のファイルの状況が一覧される。
#du
1024 ./dirA/subA
2048 ./dirA/subB
4096 ./dirA
8192 ./dirB
みたいに再帰的にディレクトリを辿って全て表示される。
現在のディレクトリ以下のディレクトリ毎を纏めて知りたい場合には -s (サマリ)オプションを付けてやると、
#du -s ./*
8192 ./dirA
8192 ./dirB
みたいに、現在の直下に纏めてくれる。
後は、-h オプションを使うとサイズに補助単位を付けてくれる。
#du -sh ./*
8.0K ./dirA
128M ./dirB
4.0G ./dirC
みたいな感じ(duコマンドの説明によると、KやM、Gどころか、T, P, E, Z, Yまで補助単位が対応しているらしい。 最近のストレージだとEB[エグザバイト]クラスの話を見かけるようになったけど、ヨタバイトクラスってどんだけ先の話になるのやら・・・ ちなみに我が家の総ストレージ容量はPBクラス)
duの結果はソートされていないので、sortコマンドに流してソートする。
du -s ./*|sort -n
ただし、hオプションを使っているとソートできない。 残念。
先日、一台のVPSが応答しなくなっていたのでVNCコンソールで覗いたところディスクフルで応答停止していた。
該当のVPSはさくらのVPSだったので、コントロールパネルで強制再起動して直ぐにVNCコンソールを開くとGRUBが上がっていたので、SINGLEモードで起動してduで使用状況をチェックして削除することで回復できた。 さくらのVPSの完全仮想化とVNCコンソール機能が無ければ最悪再インストールになる状況だったので、さくらのVPSで助かった感じだ。
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