月別アーカイブ: 4月 2013

自宅の無線LANを再構築

 先日、CanonのA3ノビプリンタのPixusPro9000を入手した。
 製品自体は2006年発売と古いのだけど、8色インク採用の結構良いモデルなのでフルサイズデジイチからA3出力して結構良い品質が得られる。 上位モデルなので、サポートも良く、古いのにWindows8用ドライバがメーカーからしっかりリリースされている。

 しかし、入手後に気づいたのだが、こいつはUSB接続オンリー。
 最近はプリンタもLAN接続が主流で、我が家のプリンタ置き場はプリントサーバPCを撤去してしまっているので、USBプリントサーバを別途購入しなければならない事態になった(今更PCサーバ設置は電力やメンテの面からイマイチ)が、双方向機能が使えるUSBプリントサーバは結構いい値段がする。

 お安く構築する方法はないかと検討したところ、ロジテックのLAN-W300N3L無線LAN APを見つけた。
 こいつは、安定性で定評のあるSilexのUSBデバイスサーバ機能を搭載している。
 USBデバイスサーバだから、PC上からUSBデバイスを直結したのと同じ状態で認識するので、双方向機能なども普通に使えるはず。

 というわけで、早速1台購入。
 プリンタ置き場に設置したPro9000とUSBケーブルで接続して設置。
 余っているUSB無線LANアダプタを自宅のメインサーバであるML110G7改 Windows Server 2012に接続して、このAPに接続し初期設定。
 メインネットワークとずらしたプライベートネットワークを割り当てし、無線の出力を安定接続に最低限必要な25%に制限、速度も重要ではないので帯域を20MHzに設定した(11b周波数帯の無線LANは混雑が激しいので、近隣の迷惑にならないよう、出力を必要な範囲に抑えて運用している)
 メインサーバ上でW300N3L用のUSBデバイスサーバクライアントを導入すると普通にプリンタが検出されたので、プリンタドライバパッケージを導入、プリンタを共有設定した。

 メインマシンのThinkPad W530から普通に接続して問題なく印刷可能。 インク残量表示や各種管理機能も全く問題なかった。
 無線LAN搭載のUSBデバイスサーバやプリントサーバよりも安価で良い選択肢といえる感じだ。 無線LANを無効にもできるので、有線接続のUSBデバイスサーバとしても使えるし、WDS対応なので無線LANのエリアを広げたり、同じチャネルを共有していろいろな場所にUSBデバイスを設置することもできる多用途機だ。

 地デジチューナーとスキャナを無線接続できると便利そうなので、あと3台購入しようかな(1台をメインの有線LANに接続、2台にチューナーとスキャナを繋いでWDS接続)

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Office365をはじめました

 先日、Office2013がリリースされて、1台導入したのだけど、PCを多数保有しているとちょっと不便。
 楽天などで怪しいOEMライセンスの激安品を売っているけど、途中でProductキーがロックされたりして安心して使えないようだ(キー自体は正式なものだが、キーの用途が不正なので、購入していても正式ライセンスではない)

 そこで、この度、個人的にOffice365の契約を検討することになった。
 現在、30日の無料試用が利用できるので、早速申し込んで試用開始。

 今回のプランはOffice365 SmallBusinessPremiumで、月額1250円or年額12360円のクラウド型ビジネス向けサービスで、ビジネス向けではあるが1アカウントから契約できる。

 25GBのメールボックス、7GBのストレージ、Webベースのオフィスアプリなどが利用できるところまではGoogleAppsと大差ないけど、これに加えてSBPではOffice365 ProPlus(最新のOfficeスイートが利用できるサービスで、現状はOffice2013 ProPlusのデスクトップアプリ)が利用できる。
 Office365 ProPlusで利用したデータは標準でクラウドストレージに保存されていて、Officeのライセンスとストレージのアカウントが統合されているから、自宅でも外出先でも会社でも、同じようにアカウントでログインしてOfficeを使えば同じファイルを共有して作業ができる。

 SBPは1アカウントあたり5台のデバイスにOffice365 ProPlusを導入できるそうだ。
 私は自宅のメインデスクトップとメインノート、外出用のモバイルノート、MacのBootCamp環境で利用したいので多くのデバイスに入れられるこの契約は非常に有利だ。

 このサービスを会社で導入してくれると、自宅のPCで持ち帰った仕事をするためだけにオフィスを購入すると言う必要もなくなるのは大きな利点だろう(会社のアカウントでログインすればそのまま使える)
 クラウド型はもたつく印象もあるが、デスクトップ版を一度導入しておけば、普段は意識することなく利用できる感じで、問題は無さそうだ。

 Officeを複数導入する必要がある、イニシャルコストを抑えたいというニーズでは、Office365月額プランはかなり有利そうだ。

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