月別アーカイブ: 2月 2014

サーバで使うHDD

 なんだかんだと言ってサーバではSSDに完全移行というのは難しく、結果的に未だにHDDが幅をきかせていますね。

 SSDの問題点は、やはりよく言われる書き込み寿命の存在であり、容量単価の高さですね。
 書き込み寿命については、サーバグレードでは書き込み寿命が定義されていて、エントリーで72TBWとかミドルで300TBWとか(総書き込み量のTB数)で示されています。
 容量単価について言えば、サーバ用は200GBのSSDを1台乗せる費用が2.5インチ SAS 10krpm 1.2TB HDDを2台乗せる費用と同じくらいとあって、データを大量に入れるという用途ではなかなか厳しいものがあります。
 そんなわけで、うちの自宅サーバではパフォーマンス重視の機体でブートデバイスとアプリケーション、DB領域としてSSDを使用し、残りのデータの多くはHDDを利用しています。

 さて、そんなわけで自宅サーバでのHDD選定を考えてみました。
 今現在入手できるHDDとしては、WD、Seagate、HGST、東芝辺りですね。
 自宅サーバで高性能な物は必要としない、高性能はそもそもSSDだしと言うところで、価格ベースで絞り込みを行うとWDのGreen, Red、SeagateのBarracuda, NAS HDD、HGSTとTOSHIBAのSATA全般が選択肢となります。
 後は費用単価で並べてみると、Green, Barracuda, HGST, TOSHIBAがほぼ同価格で並び、WD REDとHGST/TOSHIBAのリテールボックス、Seagate NAS HDDの順で高くなりますね。
 しかし、以前の記事にも書いたとおりHDDは結構故障します。 そして、故障したときに保証が大事になりますね。
 保証について考えると、GreenとBarracudaは2年RMA保証、REDとNAS HDDは3年RMA保証、HGSTとTOSHIBAはリテールボックスで3年保証が付いています(TOSHIBAはマーシャルのリテールボックス。 HGST/TOSHIBAバルクは保証がショップ次第) 故障率自体が製品保証が長いモデルの方が低いかもしれないというポイントも考慮すべきではありますが、統計化できていないのでここでは除外して。

・GreenとBarracudaを同価格で買うならBarracudaの方がトク。
 これは、WDのRMA保証はマレーシア辺りの海外に送らなければいけないのに対して、Seagateは千葉に送れば良いので送料が安く、交換に要する時間も短いためこちらの方が安いです。 そもそもGreenよりBarracudaの方が性能も高いですし(しかし、アクセス性能を気にしなければGreenの方が低消費電力ですね)

・RED、HGSTリテール、TOSHIBAリテールの価格グループでは、保証の都合でGreen同様にREDがやや劣る感じ。

・NAS HDDは保証についてはHGST/TOSHIBAリテールと同じ感じですので、価格の点で最下位。

 ここまででまとめると、安い2年保証か、やや高い3年保証かどっちがトクか。
 保証が切れた段階で交換してしまうとして計算すると、3TBドライブを基準にするとGreen/Barracudaグループが10,000円、Red/TOSHIBAリテールグループが13,000円(HGSTは現在3TB扱い無し)として、年あたり5000円と4333円となり、3年保証モデルの方が得な感じがしますね。

 我が家では多数を搭載することも多く、その辺が調整されていると言われるWD REDを選択しています(保証については台数を入れるので、まとめて修理発送する都合で価格が抑えられる)
 台数を積むわけでなければマーシャル扱いの東芝3TBドライブは7200rpmのデスクトップモデルと5940rpmのAVモデルがほぼ同価なので、性能重視・電力重視で選べて良いかもしれません。

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自宅サーバをリプレース – 超静音ラックマウントサーバRX100シリーズ導入

 自宅にもラックマウントマシンを導入しているわけですが、最近、一部機体で電源ユニット不調(RPSなので動くだけ動くがアラームがうるさい)で機体更新を行った。
 もともと、サーバはうるさい物だし、実装密度の高いラックマウントサーバなんで爆音が常識だと思っていたのですが、いつもの中古サーバ屋に行くと、静かな1Uサーバがあると言われ、紹介されたのが表題の富士通 Primergy RX100シリーズ。
 実際に電源を入れると、店頭では全く音が増えた感じがしない。 筐体の前に耳を近づけると微妙に音がしている気もする・・・?
 と言うわけで、RX100のS6を購入しました(HPのGxに対して、富士通はSxで世代表示)
 RX100 S6は、Socket1156世代でDDR3 ECCメモリ4スロット、今回はXeon X3430搭載、2GB DIMM 2本、73GB 2.5 SAS 15krpm HDD搭載状態で購入。

 自宅に届いたサーバを動作テストで早速電源投入すると普通に静か、下手なデスクトップPCより静かでびっくりします。

 とりあえず、パーツ類の組み替えを実施しました。
 CPUを試しに手持ちのCore i7 870にしてみると普通に起動、ついでにi5 750も起動。 あれ? こいつらはECC非対応だから、BIOSが自動でECC切ってくれるサーバ機みたいですね。 Proliantだと転けるんだけど。
 メモリはML110G7と同じDDR3 Unbuff ECCなので、保管しているML110G7から4GBを4本抜いてXeon乗せたままの方に導入16GB構成、i7を乗せた方は2GBx2を追加して8GB構成。
 Xeon構成の方は通常のサーバ利用前提なので、i7構成マシンから抜いたHDDを入れて73GB RAID1構成ブートデバイスに。 データ用に余り物のWD 1TB SATA 2.5ドライブを2台入れてRAID1構成。 標準でLSI1064EのSAS/SATA RAID0/1ボードがのっていますので、そちらで構成しました。 こちらの機種はPCIe3本(RAID専用特殊ブラケット1、ロープロ1、フル・ロープロ兼用1)なので、ロープロの部分にGT630 2GBビデオカードを挿入、OSはWS2012R2導入(ビデオカードはRemoteFX用です)
 i7構成の方は余り物のSATA 500GBx2、750GBx2を導入しました。 こちらは、内部のRAIDコントローラを外してメイン基板上のSATAをバックプレーンに接続、通常SATA構成にしました。 こちらの導入OSはWindows7で、拡張スロットにRadeonHD6450とPT3を導入してビデオ録画機としました(i7パワーでトランスコーディングもOK)

 ラックマントサーバでありながら、通常のCore iプロセッサも普通に動いてしまうので、なかなか良いマシンですね。 拡張スロットもソコソコ有り、良い感じです。
 特に、中古で2万円台と非常にお安いです。
 
 ↓緑のベロが出ているのがRX100S6
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