日別アーカイブ: 2016年1月8日

IX2215にL2TP接続した上で更にトンネルを通る=IX2215センター運用

 最近のネットワーク構成の流れで、IX2215がセンタルータと化している。

 ローカルからの利用では、IXからVPSまでIPSecトンネル(Tunnel1.0)を張って利用しているけど、L2TPでIXにダイアルアップ(Tunnel10.0)するとIPSecトンネルを通らずに、グローバルIPをそのまま通ってしまう。
 Tunnel1.0へのポリシーはGE2.0のポイントに張っているから、Tunnel10.0は見た目上、GE2.0ネットワークのIPに割り当てられているものの、トンネルインタフェイス自体はインタフェイスの一つなので、そちらにもTunnelを経由する経路を入れておかないといけない。
 この場合はポリシールーティングを設定すれば、Tunnel1.0を通ることが出来る。

 ルートマップで、VPN経由のインタフェイス指定を作ってやって、L2TPが入ってくるインタフェイスにそのルートマップを割り当てている。

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スマホでIPv6 – Xperia @docomo IPv4v6に切り替え

 自宅のネットワークもサーバもIPv6化したことだし、外部からもIPv6で繋がるようにと、手持ちのXperia IIJmio SIM挿しをIPv6接続する。
 IIJmioはIPv4v6(デュアル)に対応しているので、LTE端末でAPNのプロトコルモードをIPV4V6にすればそのままv6も繋がるんだけど、ドコモモデルスマホはプロトコルモードがグレーアウトされていてIPv4固定で編集できない。 SIMフリー端末なら普通に切り替えられるんだけど。

 この場合、端末のRootを取ってあれば、以下の方法でIPV4V6に切り替えることが出来る。

 SQLite Editorを導入
 SQLite Editorを開いて、SuperSUでRootアクセスを許可
 /data/data/com.android.providers.telephony/databases/telephony.dbを開く
 carriersテーブルを開き、IIJmioのAPNの行をeditで開く
 protocolカラムのIPと言う値をIPV4V6に書き換えて閉じる
 テーブル一覧画面で、メニューからExportを実行
※このツールでは編集内容をファイルに書き込む操作、いわゆるSaveがExportだ

 このあと、再起動してやって設定画面のAPNのプロトコルモードがIPv4またはv6とか、IPv4/v6になっていれば切り替えできているのでIPv6サイトに繋いでみて確認する。 このブログの右バナーのConnected:via IPv6表示でも確認できる(現在の接続に応じてIPv4とv6が変わります)

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