その他:Bitcoin(BTC)でハードフォークしたBitcoin Cash(BCC/BCH)を取得する

 旬から一ヶ月ほど過ぎましたが、Bitcoin(BTC)から先日ハードフォークしたBitcoin Cash(BCC/BCH)をウォレットに取得してみました。
 専用サーバの空きリソースを回収するために低負荷時間帯にアルトコインを掘って、それをBTCにして管理していたため、ハードフォーク時点でいくらかのBTCを保有していました。
 ハードフォークした時点でBTCを保有していた場合、自動的にBCHも保有していますが、BCHのウォレットに入れないとろくに管理できないので、今回、そのウォレットへの送金(取得)を行いました。

 今回使用したウォレットはCoinomi(Android APP)です。
 大まかな流れとしては、BCHウォレットを用意して、ハードフォーク前の秘密鍵からスイープする事になります。


 Google PlayでCoinomiを検索してインストール。


 インストールしたら起動して、新しいウォレットを作成する。
 初期設定で、復元パスフレーズの記録、パスワードの設定をして、利用したいコインの選択画面へ・・・



 この段階ではBitcoin Cash★以外★のコインを選んだ方が良い。
 で、セットアップが完了してメイン画面になったら、左上のメニューを開く。

 ここで、コイン追加を選んで、Bitcoin Cashを選ぶ。

 

 

 コイン追加メニューからだとADVANCED SETTINGSがあるので、それを叩いて、BIP32にM/44H/0H/0H(オーでは無くゼロ)を手動入力。

 

 出来たBCHの画面で、右上のメニューから、ウォレットをスイープするを選んで、

  

 ハードフォーク以前の残高がある秘密鍵を入力してやると、このウォレットに送金出来る。
 なお、ネットワークで承認されないと残高にならないので、数十分くらい待機する。

 秘密鍵を記録していない場合は、BIP39(ウォレットの復元パスフレーズ)で計算するツールを利用する。

 Coinomi Support

 リンク先の一番下の方にある、BIP39-Standalone.htmlをダウンロードして開く。

 「ドロップダウン」wordsで復元パスフレーズの単語数を選ぶ。 Myceliumとか通常は12のハズ。
 そして、Mnemonic Laguageで単語の言語を選ぶ。 こちらもMyceliumならEnglishのハズ。
 で、その下のBIP39 Mnemonicのところにスペース区切りで復元パスフレーズを打ち込んでいく。
 で、OKだったら、下の方にアドレス一覧が表示される。

 Addressがハードフォーク直近のアドレスに一致するところの右にあるPrivate Keyが秘密鍵。 ちなみに、当該の鍵を叩いてやると右上にポップアップでQRコードが開くんで、Coinomiの秘密鍵入力欄の右にあるQRマークを押してこれを読み込むのが手っ取り早い。

 残高が無い秘密鍵を入れると、資産がありませんと怒られるので、前後のPrivate Keyも試してみて、残高があるところから持ってくる。

 投入時点で7000円くらいの評価額のBCHが入金できた。

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