GAEで便利なのがバージョン管理機能。
Git等のVCSではなく、デプロイしたバージョンを管理してアプリケーションフローの制御が出来る、AppEngineの管理機能だ。
Web管理画面やgcloudコマンドで特定バージョンのインスタンスへフローを制御できたり、バージョンを指定したURLにアクセスすることで呼び出し側が任意のバージョンを指定できる。
これって更新をアップロードしたときとかに、問題があれば迅速に旧バージョンに戻せるし、API的に使っている場合は呼び出し側でバージョン指定で呼び出すことでリリース候補を指定して作業したり出来る。 あるいは、ABテストのような感じに同じデータソースの異なるアプリケーションビューを同時参照できる。 本番リリース時には、リリースを管理する部署で問題があったら勝手に戻して貰えるので、開発部署がせっつかれずに済むと言うありがたい機能でもある。
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