GitHub Copilotの活用を進めてみた

週末、相変わらずAIちゃんと戯れてみて実際に使える物を作るのはどんな感じかなと実施。

出来上がった物はこんな感じ

 

https://github.com/studioes/copilot-WoL-Flask

所要時間は環境設定込みで2~3時間と言う所でしょうか。

検索して情報・方法を得てコードを書くと言う部分が殆どCopilot任せになるので知らない技術を用いる場合には非常に有能に動いてくれます。 ○○について調べておいてって依頼するより遙かに早く結果が帰ってきます。

今回は自宅マシンをWoLするWebアプリケーションが欲しかったのでそれをCopilotとペアで開発しました。

最初のプロンプトは主機能であるWoL部分です。

>MACアドレスにマジックパケットを送信してWakeUpする処理

はい、マジックパケットの詳細は知りませんでしたが、ちょっと知っている情報からプロンプトを組んだら作ってくれました。 わずか数秒で。 普通ならGoogleでWoL magickpacket Pythonとか入れて検索して探して読んで・・・となって数百倍の時間かかるところが数秒です。 こういった所は非常に有能です。

そして追加プロンプト
>FlaskでWebから使える様に
Flaskの基本形が出来て/にGETならMAC入れるフォームが出来て、POSTなら先の物を呼び出す処理が出来上がりました。

ここからは機能を足したり、調整したりですが、ザックリ機能をつける場合はCopilotにお願いすれば入力時間より早く上がってきます。

>SQLAlchemyとsqliteでマシン名とMACアドレスを保存出来るようにして

>マシン名からMACアドレスを取得して保存出来るようにして

>Machineの編集、削除機能を作って

>Machineの一覧を作って、WakeOn、Edit、Deleteへのリンクを付けて

 等の様にしてFlaskルート+処理実体が次々と出来上がりました。

 他方で調整は解釈違いが起きるので人力の方が早いかなという印象。 これは普通にエンジニアがやっていても起きるヤツですね、要件者のイメージがうまく共有出来ないって言うヤツ。 なので、基本部分をCopilotで生成し人間が調整、調整したのをCopilotに学んで貰った上で、以後の調整を補完など支援して貰うって言うのが現状のベストかなと感じました。

ちなみに、README.mdについてもChatで「このプログラムのREADME.mdを作って」とお願いすると、それっぽく概要が出来上がってきて、いまいちだけど必要事項も入っていて、何も無いよりは良い、ちょっと待つだけでこの程度出来るなら十分。 という感じでした。

 現状はVSCodeでやっていますが、PyCharmにもプラグインがある様なのであちらで整備してやりたい感じもします。 個人的にPyCharmの方が最初からPython用にカスタムされててデフォルトの機能も動きが良いのでVSCodeでも出来るけどPyCharmの方がなお良いと言う感覚があります。 また、JetBrains自身もAIアシストがあるようなので、Copilotと比較であちらも試すのもアリかなと(しかし、評価期間がCopilot30日に対して、JetBrainsは7日しか無い)

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