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Windows化したVPSをまるごとコピー、P2Vも

 お名前VPSをWindows化して使っているけど、マシンコピーにAcronis True Image 2015 Unlimitedを使ってみた。
 おなじみのイメージバックアップツールであるTrueImageに容量無制限クラウドサブスクリプション1年分が付属した製品。 VPSに入れてクラウドバックアップを試すと80Mbps位でバックアップがとれた。
 お名前はISOアップしてブートが可能なので、TrueImageのリカバリメディアからブートしてリカバリが出来るし、更にUnlimitedに付いているUniversalRestore機能を利用することでドライバを組み込みながらイメージリカバリできるので、これでP2V(物理マシンの仮想環境移行)もできるようになる。
 作業用のノートPCや、メディアセンタのバックアップもしてみてるけど、フレッツギガとかなら4TBのマシンバックアップが1~2日程度で終わる感じ。 しかし、回線依存が大きいので、VPSではリージョン、ローカルではプロバイダなどの影響を考慮して事前検証してから入れたほうが良さそうだ。

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デスクトップPCをUnixBenchしてみる

 限定用途のサーバで、信頼性はいらないけど演算能力がほしいと言う事情から、最新のデスクトップCPUであるCore i7 4790Kで1台組んでみたのでお約束でUnixBenchしてみる。

 以前取ったE3-1290V2サーバの結果に比べてシングルのドライストーンで550(14%)ほどの向上。
しかし、シングルのウェットストーンが低い。 何度か試したけどやっぱり低い。 なぜだろう? マルチのウェットストーンは高いんだけど・・・
 ストレージをSamsung 840EVO SSDにしたのでファイル周りは速く、トータルのスコアは3割近く高い。
 まぁ、ECCメモリも無く、ラックにも収まらないんで邪魔くさいけど、データ処理専用に使うなら、まぁありかな。

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SQL処理用にさくらのVPS(SSD)を契約してみたんでUnixBenchした

 以前、全て解約したさくらVPSだけど、今回、DB負荷の高い処理用にSSDプランを契約してみた。
 DBはオンメモリ出来ない処理が発生した場合、ディスク性能が大きく物を言うわけで、SSD搭載機種はレスポンスが良くなる感じ。
 8GBメモリ+SSDプランで、とりあえずいつも通りUnixBenchしてみる。

 先日のお名前に比べるとやっぱりCPU性能は低いけど、ディスクI/O、特にマルチスレッド時の低下が少なく、ぐりぐりとtemp on fileやり出した場合に性能が良い感じ。
 あとは、さくらはローカルネット構築機能がついたから、複数台を使ったシステムを動かすのにも良さそうだね。
 お名前もローカルネット構築機能つけてくれないかなぁ・・・

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お名前VPS最上位プランを使用するに当たりUnixBenchしてみた

 お名前.com VPSの最上位プランである16GBプランを契約したのでベンチを取ってみた。

 演算能力的には、E5-2680のシングル構成マシンに近いレベルで、AWSではc3.4xlargeあたりになるのかな。 同インスタンスを1ヶ月回し続けると約6万円で、こっちは1万6千円くらいだからやっぱり安いな・・・
 ただし、これがお名前VPSの上限なので、これ以上の性能となるとやっぱりクラウドのHPCプランか専用鯖かになっちゃう。

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fuelPHP: DBのSHOWコマンド結果を取得する(DB::queryで実行すると戻り値が件数だけになる話)

 最近FuelPHPを使っていますが、環境値などをFuelのDBクラスで使用する場合、単純に考えて

みたいに実行すると、戻り値が

とかで戻ってくる。 DBクラスのなかを見るとDB::SELECTはレコードを返すけどそれ以外は対象件数を戻す実装だった。
 じゃあ、SHOWで結果を取れないのかというと、queryの第二引数でDB::SELECTを与えるとオーバーライドされるようになっていたので

みたいに実行すると、戻り値が

になって、

みたいになって帰ってきてくれる。

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型落ちサーバと最新サーバでベンチ

 知り合いに型落ちのHP Proliant DL380 G7の構築を依頼されたため、構築しつつベンチを取ってみた。
Xeon E5620 2.4GHz 4core/8thread x 2
DDR3-1066 4GB x 4
SAS 600GB 10krpm x 8 RAID5 @ P420

 シングルスレッドの演算性能は先日取ったE3-1290v2の半分、システム全体のパラレル演算能力は1割ほど高い程度の結果。
 消費電力あたりの性能を考えると素直にE3を乗せたの方が良好と言えるが、最大メモリ搭載量や拡張スロット、ドライブベイ等の点を考慮すると、まぁありな選択肢ではあるかと思う。
 Xeon56xx系でも8Cのデュアルとかになれば現行E3の倍以上の演算能力になるわけで、まぁその辺のコンフィギュレーションになればまだまだ実戦投入可能かな?

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UPSは高ければ高いほど良いとも限らない

 最近こだわっている消費電力周りの話だけど。
 UPSはグレード的に、常時商用<ラインインタラクティブ<常時インバータに分けられているよね。
 常時商用はその名の通り、常時(平常時)は商用電源をそのまま出力するため、ロスがとても小さい。
 ラインインタラクティブは、常時商用だけど電源断の反応が早かったり、電圧異常を内部調整する機能があるため、その辺でロスがそこそこ有る。
 常時インバータになると、入ってきた電気を中で必ずインバータを通して出力するため、変圧器のようなロスが常時発生しているため、常時商用の4倍、ラインインタラクティブの2倍みたいな消費電力相場がある。
 家鯖で使う場合は、たいてい、ラインインタラクティブがあればほぼ安定なんだけど、実際そこまで必要か?と言うこともある。 たとえば、750VA位のラインインタラクティブは単体で30Wとか消費してしまうが、同様量の常時商用であれば12Wとかまで下がるため、電圧変動が多く見込まれたり、負荷装置の瞬断対応が10ms未満とかの制限で無ければ、常時商用を選ぶのも十分ありな話だと思う。
 特に、オムロンの常時商用は疑似正弦波出力機能があるものもあり、多くの電源との互換性が改善されているため、瞬断にある程度耐性がある機器なら常時商用も十分ありな存在じゃないだろうか。
 そんなわけで、我が家ではサーバラックには常時インバータを設置しているものの、それ以外の機材はラインインタラクティブ(SmartUPSシリーズ)から疑似正弦波出力常時商用(OMRON BYシリーズ)に切り替えを実施している。
 リビングのテレビ・メディアセンタ、センターネットワークラック、作業場PC用として3台稼働していた物を今月中くらいにBX化したいところだ(3台で100W位の節電になる) サーバ置き場の常時インバータ、寝室にはAPCのリチウムイオンタイプUPSを入れているのは現状維持だな。

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