さくらVPSのプラン編成変更 – さくらのVPSの新プラン、1G/2G/4G/8GB

 さくらインターネットがさくらのVPSのプラン編成変更を発表した。

 新プランは以下の通り(従来プランは新規契約停止、サービスは続行)
・さくらのVPS 1G
仮想CPU 2コア、メモリ1GB、HDD100GB、月額980円(従来の512の料金で大幅パワーアップ)

・さくらのVPS 2G
仮想CPU 3コア、メモリ2GB、HDD200GB、月額1480円(1GBプランの料金でこれもパワーアップ。 なんとコアも+1)

・さくらのVPS 4G
仮想CPU 4コア、メモリ4GB、HDD400GB、月額3980円(HDD容量のみ増加)

・さくらのVPS 8G
仮想CPU 6コア、メモリ8GB、HDD800GB、月額7980円(HDD容量に加えてコア+2)

 全体的にHDD容量が大幅増加している。 20GBプランでWindows化しているとキツキツだったが、100GBあれば超余裕だ。
 うちでは、1Gと4Gを組み合わせて使っていたけど、1Gは速攻で2Gに再契約だな。 4Gも時期を見て新4Gに移行しよう(こっちはHDD余裕あるので)

※Windows化している場合のお手軽移行術:さくらVPSをWindows化していて再インストール無しに上位プランへ移行する

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固定IPの安いプロバイダに乗り換える – 固定IP プロバイダー 低価格 フレッツ

 我が家では、auひかりとか色々加入できるエリアだけど、プロバイダを自由に選びたい(固定IPで色々したい)っていう事で、フレッツひかりに加入してセッションプラスも追加、プロバイダを何社か契約している。
 特に、さくらのVPSとかのように、レンタルサーバを外部に持っている場合、通信の安全性を高める上でも、固定IP接続は加入しておいて損はないだろう(接続元のIP制限はセキュアだし、IPSecのメインモードを張っているので固定IPが欲しい)
 我が家では、先日までLivedoor providerだったのだが、やや安いサービスとして、
フレッツ光対応、固定IPサービス「ZOOT NEXT for フレッツ光」
と言うのが登場したため、こちらに乗り換えた。
 固定IPの数は1,2,4,8,16,32,64,128個の固定IPのプランが選べる(1個は通常のDHCP払い出しで、8~128個は通常のIP unnumbered、2・4個はごく一部のYAMAHAルータとVyattaで対応)
 また、一部のユーザにはありがたいポイントとして、なんと、固定IP1個でも逆引きが設定できる。 逆引きって言うのは、通常のDNSの検索がhogehoge.tldを検索して1.2.3.4みたいなIPを引くのに対して、逆に1.2.3.4を検索してhogehoge.tldを引くことなんだけど、通常のプロバイダだと、1-2-3-4.provider.tldみたいなのが帰ってくるのが普通なんだけど、ZOOT NEXTでは管理画面で、static.mydomain.tldをかの持ち込みドメインを設定できる。
 無料お試し期間もあるし、安定性もディレイも問題なく、なかなか良いプロバイダと思うのでオススメしたい。

 なお、フレッツでなければ加入できないので、auひかりとかの他社回線利用中の方は、プロバが自由に選べるフレッツへの移行もオススメしたい。

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ディスク使用量をソートして表示する – du sort

 ディスクの使用状況を調べるときに使うコマンドが du コマンド。
 実行するとカレントディレクトリ以下のファイルの状況が一覧される。

#du
1024 ./dirA/subA
2048 ./dirA/subB
4096 ./dirA
8192 ./dirB

みたいに再帰的にディレクトリを辿って全て表示される。

 現在のディレクトリ以下のディレクトリ毎を纏めて知りたい場合には -s (サマリ)オプションを付けてやると、

#du -s ./*
8192 ./dirA
8192 ./dirB

みたいに、現在の直下に纏めてくれる。

 後は、-h オプションを使うとサイズに補助単位を付けてくれる。

#du -sh ./*
8.0K ./dirA
128M ./dirB
4.0G ./dirC

みたいな感じ(duコマンドの説明によると、KやM、Gどころか、T, P, E, Z, Yまで補助単位が対応しているらしい。 最近のストレージだとEB[エグザバイト]クラスの話を見かけるようになったけど、ヨタバイトクラスってどんだけ先の話になるのやら・・・ ちなみに我が家の総ストレージ容量はPBクラス)

 duの結果はソートされていないので、sortコマンドに流してソートする。

du -s ./*|sort -n

 ただし、hオプションを使っているとソートできない。 残念。

 先日、一台のVPSが応答しなくなっていたのでVNCコンソールで覗いたところディスクフルで応答停止していた。
 該当のVPSはさくらのVPSだったので、コントロールパネルで強制再起動して直ぐにVNCコンソールを開くとGRUBが上がっていたので、SINGLEモードで起動してduで使用状況をチェックして削除することで回復できた。 さくらのVPSの完全仮想化とVNCコンソール機能が無ければ最悪再インストールになる状況だったので、さくらのVPSで助かった感じだ。

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条件検索したファイルを一斉コピー・移動する – linux vps find xargs cp mv

 Linuxの便利コマンド集
 ファイル検索コマンド find の結果ファイルを纏めて移動したり、コピーしたり、あるいは削除したい場合。

find /home/my/files/ -name “*.jpg” -print0 | xargs -0 -I{} mv {} /var/www/html/images/

移動の場合。 コピーならmvをcpに、削除ならrmにして/var…を削除すればOK。

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WPでページ別にウィジェットの表示制御をしたい – TS Custom widgets WordPress ウィジェット 表示設定 ページ別

 Wordpressを使っていてウィジェットを色々配置している場合、本文に対してウィジェットの比率が高いページが発生したりして、Googleに類似コンテンツ判定されてしまうことがある。
 類似コンテンツ判定されると検索でページが一つしか出なかったり、順位ペナルティを受ける。
 そんなときにページ別でウィジェット表示を制御できるプラグインがTS Custom widgetsだ。
 こいつを入れると、トップページとかアーカイブページとか個別記事とかの種類毎にウィジェットを表示したり非表示にしたり出来る。
 トップページと内部ページでリンク先を替えたり、サイト紹介をトップページだけに表示したりと制御してやることで見やすさもアップする便利プラグインだ。

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MySQLでランダムな文字列を差し込む – MySQL CHAR ROUND RAND VPS

 プチMySQLメモ

 以前、intにランダムな数値を差し込んだ。

 今回はランダムな文字を差し込んでみる。

1文字だけを差し込む場合、

UPDATE vps SET vps_id = CHAR(ROUND(RAND()*25)+65);

 CHAR関数は、与えた数値を文字コードとして評価して文字を出力する。
 65が大文字Aで、+25番が大文字Z。 大文字と小文字を混ぜたい場合、コードが連続していないので、ランダムで大文字範囲と小文字範囲を分岐することになる。

 既定文字数差し込む場合にはCONCAT(文字列連結)を使って・・・

UPDATE vps SET vps_id = CONCAT(CHAR(ROUND(RAND()*25)+65),CHAR(ROUND(RAND()*25)+65));

 とりあえずこれでSQLだけでランダム文字列を挿せる。

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VPS上のHTTPで通信帯域を節約する01 – apache httpd deflate mod_deflate vps

 VPS上でHTTPdを利用しているときに、通信帯域の頭打ちで応答が低下することがある。
 さくらのVPSだと、割り当て帯域は100Mbpsなので、重いページを提供していると結構かつかつになる。
 そんなときに便利なのが、Apacheのmod_deflateモジュール。
 こいつを使うと、データ本文をgzip等で圧縮して転送できる。 HTMLは辞書が有効に働きやすく(タグであるとか、style等の属性等が定形なので)、これを適用すると100KBのページを10KB弱の転送で済ませたり出来る。

 とりあえず、.htaccessで使う場合の設定。

SetOutputFilter DEFLATE
AddOutputFilterByType DEFLATE text/html

#1 DEFLATEフィルタを有効にする。
#2 MIMEタイプがtext/htmlである物に対してDEFLATEフィルタを適用にする。
httpd.confでmod_deflateを読み込んでいてAllowOverrideされていれば、.htaccessで制御できる。

 VPSではネットワーク帯域が狭いことがあるので、CPUパワーに余裕があれば活用したいモジュールだ。

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