ふとシステムのステータスを見るとWindowsUpdateが回っていないことに気づいた(Windows7 Ultimate 64bit)
手動で実行しようとすると ”現在サービスが実行されていないため、Windows Update で更新プログラムを確認できません。このコンピューターの再起動が必要な可能性があります。” と言うメッセージが出る。
コントロールパネルに行ってBITSやWUサービスを起動して再実行するがやはり失敗する。
こういうときはイベントビューアの仕事なので、早速それを立ち上げるとCAPI2がEventID257のエラーを出していた。
メッセージは”暗号化サービスで、カタログ データベースを初期化できませんでした。ESENT エラー: -583。”となっていた。
暗号化サービスはCryptographic Servicesっぽいので、そのサービスを再起動してみると同じエラーが記録される。
とりあえずネット上で見つけたHow-toにしたがってsystem32\catroot, system32\catroot2を削除してみるが回復せず。
WindowsUpdateが止まるだけなら後回しにしようかとも思ったが、Cryptographic Servicesの説明を見るとドライバの署名関連にも影響するような説明があるので、試しに新規デバイスを接続するとWindows標準のドライバが署名エラーで使用不能だった。 F8で署名強制を解除すると動く。
どうやら、暗号処理のコアがダメっぽい。
早期に修復しなければならない問題なので対応する。
作業記録とイベントログの突き合わせをして行くと、最初にエラーが出た前日、HDDをリプレースしていた。
HDD不良かと思いチェックディスクをかけるが改善せず、試しにストレージまわりのドライバを削除してみたら回復した。
ドライバを少しずつ入れ替えてテストしていくと、Intel AHCIドライバを有効にするとエラーが出ることが判明。
インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジードライバの8.9.0.1023がLenovo System Updateで導入されていて、このバージョンだと転けるのだった。 最新の10.8.0.1003を導入すると改善した。
旧バージョンのドライバではプラッタサイズの対応が不完全だったのかな。
しかし、完全にOSが起動しないとかならわかるが、あんまり関係なさそうな部分で影響が出ていたのには驚かされた。
このエラーには他に時計関係の問題とか、キャッシュ関連の問題の場合もあるみたい。
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