ずいぶん長いことXreaの共有サーバを利用してきたのだけど、最近、仮想プライベートサーバ(VPS)って奴が流行っているようなので、それに乗っかってみた。
ブログタイトルの通り、利用したのはDTIのServersMan@VPSサービス。
VPSはレンタルの専用サーバと共有サーバの中間で、サーバ仮想化を使って、1台の物理サーバ上に複数の仮想マシンを乗っけて、その仮想マシンを専用サーバのように自由にいじれる。 低価格で自由度の高い便利なサービスだ。
自由度が高い分だけ、色々と設定が必要なのでそのメモなどをだらだらと書く。
・利用している「DTI ServersMan@VPS スタンダード」サービスについて
基本的にグローバルIPが振られたCentOSの専用サーバ気分で使える。
メモリは1.5GB(最低512MB保証で残り1GBはあいていれば使える、ベストエフォート回線みたいなもの)、ディスク容量は30GB/10M inodes。
SakuraのVPSは仮想コンソールがあるけど、こいつには無いので、SSHやFW等の設定を誤ると、入れなくなって再インストールに陥るのが難点。
・とりあえず、WPの導入メモ。
SSHでログインしてがりがり作業する(定番クライアントのputtyを使用) SSHのポートがデフォルトからずれているのに注意。
Xreaからの流れで、Value-domainで独自ドメインを取得して、VPSのIPに振っておく。
基本的に必要なPHPやMySQLは(開発パッケージを選べば)デフォルトで入っているのでそれを利用。
WPの管理アカウントをどうするか迷うが、デフォルトの管理アカウントのadminで済ませようと思う。 DBについては、rootでやっても良いんだけど、セキュリティを考慮してWP用ユーザを作る。
#wget http://ja.wordpreess.org/wordblockquotess-3.0.4-ja.tar.gz
#tar xvf wordpreess-3.0.4-ja.tar.gz
#chown daemon:daemon wordpreess -R
#su
#mysql -pパスワード
>CREATE USER ‘wp’@’localhost’ IDENTIFIED BY ‘パスワード‘;
>CREATE databasewp
;
>GRANT ALL PRIVILEGES ONwp
.* TO ‘wp’@’localhost’ WITH GRANT OPTION;
>exit;
wgetでWPのパッケージをダウンロードして解凍、WPディレクトリ以下の所有者をApacheを走らせるユーザ・グループのdaemon:daemonに変更、更にMySQLにWP用ユーザとDBを作成して該当DBの全権を許可。
設定ファイル:/etc/httpd/conf/httpd.conf
最後に追記
Include /etc/httpd/conf/vhosts/wp
設定ファイル:/etc/httpd/conf/vhosts/wp
<VirtualHost サーバのIP:80>
ServerName ホストのドメイン名
DocumentRoot WPのおいてあるディレクトリ
</VirtualHost>
Apache再起動
#/etc/init.d/httpd restart
これで設置したWPに独自ドメインでアクセスできるようになったので、ブラウザで入って、先ほど作成したDB情報に併せて作成。
こんな設定をしたのがこのメモ作成時の状況だ
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