基本コマンド3

jobs

バックグラウンドジョブを表示する。
バックグラウンドジョブは

コマンド &

の様に、最後に&を付けて実行することで、コマンドが完了する前に操作がコマンドラインに戻ってきて、実行されたコマンドはバックグラウンドジョブになる。 圧縮処理とか、時間がかかりそうなコマンドをバックグラウンド実行して、コマンドライン操作を続けたりする。

コマンドの実行中にctrl+zを入力すると、そのコマンドがバックグラウンドの待機状態になって、コマンドラインに戻る。

バックグラウンドジョブは

fg ジョブ番号
bg ジョブ番号
stop ジョブ番号

の3種類のコマンドで操作できて、fgならフォアグランド実行(通常の実行状態)に戻し、bgならバックグラウンド実行、stopなら待機状態にする。

ジョブは

kill %ジョブ番号

で停止することができる。

killコマンドは、送るシグナルの種類を指定できる(kill -SIGHUP, kill -SIGALRM等) 、サーバプログラム等では、このシグナルにより、リロードしたりする。

ジョブではなく、プロセスを表示するには

ps

コマンドを利用する。 よく使われるオプションはax(a:全ユーザ、x:端末制御外)で、httpd等のプロセスが表示されるので、基本コマンドの組み合わせで ps ax|grep httpd|wc等とすると、現在動作中のhttpdの数を知ることができる。

プロセスはジョブと同様、killコマンドで操作できる(kill プロセス番号)

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