AJAXで扱うデータを交換するのにJSONってのがある。
簡単に言えばJavaScript形式の変数をどばっと流してしまうもので、なかなか便利。
うちの会社ではPHPが主力言語なので、PHPでJSON変換処理をしているんだけど、DBの大きなデータをJSON通信しようとすると結構重い。 具体的には、4MB位ある配列を丸ごとJSON化したら3.5秒かかった。
JSON化モジュールはとても簡潔に書かれていて、これ以上軽量化は出来そうにない。
個人的には、OO主義者でJavaも結構いけるクチなので、JSONICを組み込んでTOMCAT5からJSPで組んでみたら、JSON化処理時間は400ミリ秒に短縮できた。
Javaでは出力ストリームにGZipやDeflateフィルタを設定することで、データの転送自体も圧縮することが出来るのでこの用途にはJavaが適しているだろう。
JSON化する前の変数を作り出す処理などを含めた全体で比較すると、PHPでは8秒台だったがJavaでは750ミリ秒と1/10以下まで短縮することが出来た。
問題点としては、私以外の社内リソースにJavaが出来る人が居ないと言うところと、本番サーバに新たにJava環境を構築しなきゃならんのだけど、これだけの性能的アドバンテージがある状況では、Javaの採用が適しているのじゃないだろうか。
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