VPSネタではないんだけど、サーバ関連ネタと言うことでQNAP TS-419P2の話。
最近は家庭用NASが結構出てきているけど、いろいろ遊べるNASと言うことでQNAPのTS-419P2を購入した。
こいつは、QNAPの低価格シリーズの4ベイタイプで、大体5万円ぐらいで流通しているんだけど、ドライブ無しなので、3TBを4台入れると大体10万円コース。
RAID5を構築してGbE直結時のWindowsファイル共有転送速度は書き込み35MB/s程度で決して速いとはいえないんだけど機能が豊富。
よくあるNAS同様Linuxベースなんだけど、普通にSSHが公開されているので、ファーム改造とか必要ない。
基本モジュールでWindows/Apple/NFS等の共有ができるのは当たり前として、RSYNCなんかも使える。
更にWebサーバが動作して、MySQLとかも追加モジュールで簡単導入。 Wordpressなんかも追加モジュールである。
後はPPTPサーバに出来たり、OpenVPNサーバに出来たりもする。
で、これらのサービスは殆ど、簡易なGUIで設定できる。 なので、単なるNASと言うより多機能サーバと言った感じを受ける。
有線LANはGbEが二つ。 あと、他社製の無線LANアダプタをUSBポートにつけるとそれでアクセスすることも出来る(手持ちのBuffaloアダプタで確認)
eSATAが2本、USB3.0も2本あって、そこにストレージを追加してそれを共有したり、プリンタ共有したり出来る。 フロントにUSB2.0があって、そこにメモリを挿すと自動コピーなんて言うこともできる。
我が家では従来からCoregaの4ベイ外付けBOXを使っていたのをそのままつなぎ替えして8+8=16TBの大容量サーバになった。 外付けストレージの方はRAID処理がオフローディングなんで80MB/s近く出る。
内部ディスクはアクセスがないときに自動停止させたり、タイムスケジュールで動かしたりも出来るし、ファンもスマートコントロール&静音で寝室においても悪くない感じだ。
VPSで遊んでいる人には興味を引かれる一品じゃないだろうか。
なお、今回は4ベイモデルを購入したが、お安い1ベイ・2ベイのモデルもある。
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