月別アーカイブ: 5月 2014

型落ちサーバと最新サーバでベンチ

 知り合いに型落ちのHP Proliant DL380 G7の構築を依頼されたため、構築しつつベンチを取ってみた。
Xeon E5620 2.4GHz 4core/8thread x 2
DDR3-1066 4GB x 4
SAS 600GB 10krpm x 8 RAID5 @ P420

 シングルスレッドの演算性能は先日取ったE3-1290v2の半分、システム全体のパラレル演算能力は1割ほど高い程度の結果。
 消費電力あたりの性能を考えると素直にE3を乗せたの方が良好と言えるが、最大メモリ搭載量や拡張スロット、ドライブベイ等の点を考慮すると、まぁありな選択肢ではあるかと思う。
 Xeon56xx系でも8Cのデュアルとかになれば現行E3の倍以上の演算能力になるわけで、まぁその辺のコンフィギュレーションになればまだまだ実戦投入可能かな?

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UPSは高ければ高いほど良いとも限らない

 最近こだわっている消費電力周りの話だけど。
 UPSはグレード的に、常時商用<ラインインタラクティブ<常時インバータに分けられているよね。
 常時商用はその名の通り、常時(平常時)は商用電源をそのまま出力するため、ロスがとても小さい。
 ラインインタラクティブは、常時商用だけど電源断の反応が早かったり、電圧異常を内部調整する機能があるため、その辺でロスがそこそこ有る。
 常時インバータになると、入ってきた電気を中で必ずインバータを通して出力するため、変圧器のようなロスが常時発生しているため、常時商用の4倍、ラインインタラクティブの2倍みたいな消費電力相場がある。
 家鯖で使う場合は、たいてい、ラインインタラクティブがあればほぼ安定なんだけど、実際そこまで必要か?と言うこともある。 たとえば、750VA位のラインインタラクティブは単体で30Wとか消費してしまうが、同様量の常時商用であれば12Wとかまで下がるため、電圧変動が多く見込まれたり、負荷装置の瞬断対応が10ms未満とかの制限で無ければ、常時商用を選ぶのも十分ありな話だと思う。
 特に、オムロンの常時商用は疑似正弦波出力機能があるものもあり、多くの電源との互換性が改善されているため、瞬断にある程度耐性がある機器なら常時商用も十分ありな存在じゃないだろうか。
 そんなわけで、我が家ではサーバラックには常時インバータを設置しているものの、それ以外の機材はラインインタラクティブ(SmartUPSシリーズ)から疑似正弦波出力常時商用(OMRON BYシリーズ)に切り替えを実施している。
 リビングのテレビ・メディアセンタ、センターネットワークラック、作業場PC用として3台稼働していた物を今月中くらいにBX化したいところだ(3台で100W位の節電になる) サーバ置き場の常時インバータ、寝室にはAPCのリチウムイオンタイプUPSを入れているのは現状維持だな。

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リアルサーバの消費電力計測

 我が家のメインサーバの消費電力を計測してみた。

メインサーバ SV04
構成
ベースユニット
HP Proliant ML110G7
CPU PentiumG840
MEM PC3-12800E UDIMM 4GBx2
HDD Savvio10k3 x 2, ST3000DM001 x 8
RAID Controller ASR-5805, ASR-2405
TAPE IBM LTO4
VGA Radeon HD6450/1GB
NIC Mellanox InfiniBnad Controller
Power Corsair HX750 80plus Gold

 ASR-5805からST3000DM001を接続しRAID5構成、ASR-2405からSavvioを接続しRAID1、ついでにLTO4に接続。
 EIST有効、ドライブアイドル時スピンダウン有効の設定で構築。 電源は本来もっと小容量の物の方が変換効率が良いのだが、手持ちの作業マシンのお下がりなので・・・

・高ロード時の消費電力
RAID5上の重複排除ジョブを実行しつつ動画再生 > 160W

・低ロードアクティブ状態
RAID5にGbE経由のファイルアクセスを継続 > 120W

・待機状態
RAID2本ともスタンバイ状態 > 60W

 待機状態の消費電力内訳を分析
メインボード系 6W
CPU 13W
MEM 9W
カード類 14W
ドライブ類 13W
冷却ファン 5W

 SavvioをやめてBC-SATAドライブに切り替えてオンボードSATA接続にすれば、5W位の電力削減が望める。 また、LTO4もファイルサーバ側にライブラリがあるので、取り外しても問題ないため、3W位の電力削減が可能。
 しかし、トータル10W程度ではいくら電気代が高くてもなかなかペイ出来ないのも事実。
 資金の投入による省電力化で一番効きそうなのは、やはりメインボード周りの部分。 パワー的には現状のCPUでも事足りているので、やや性能は下がるものの消費電力で定評のあるAtom C2500シリーズに交換すれば、アイドル時の消費電力はメインボード・CPU・MEMセットで10W付近に収まり、現状の半分以下、更に高負荷時には+10W程度で収まるため、システム全体としては120W付近まで下げることが出来る。 まぁ、それでもHDD10台搭載している時点でなかなか低消費電力というのは難しいかもしれない。
 現状で言えば、ML110G7は幸い、iLO3機能でLAN上から電源操作も可能だから、普段はシャットダウンしておいて使うときだけ電源を入れるようにしてしまうのが一番の省電力化になりそうだ。
 ちなみに、電源を切ってもiLO3が生きているため5W位は電力消費があるのが難点。

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NEC IX2025/3010用muninプラグイン その1 CPU負荷 – IX2000/IX3000

 IXシリーズルータを2台動かしているので、SNMP経由でMunin監視するためのプラグインを作成しました。
 今回は、1本目として標準プラグインのSNMP:CPU Loadを改造したIX用プラグインです。

 snmp_ルータのホスト名_ixloadとかの感じでpluginsディレクトリに置いてやってください。

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IX2025のVPN設定 – グローバルIP1本のサーバとの通信をトンネリングする

 我が家のVPNトンネリングの基本形態は、LANとVPSの間の通信暗号化で利用しています。
 RTXでの設定については以前の記事で書きましたが、先日導入したIX2025での設定について、我が家の利用形態(グローバルIP1本のサーバとLANのトンネリング)での設定例が見当たらないためここにメモっておきます。

 設定するトンネルはTunnel0.0、外はFE0/0.1で中はFE1/0.0です。 PPPoE固定IPグローバル1本のアクセス回線でNAPTを利用している前提でFE0/0.1にスタティックを設定してます。
 このメモではVPSのIPの代わりに8.8.8.8と表記しています。 同じく共通鍵について*SECRET*と表記しています。 それぞれ、環境に応じて適切な値を設定します。
 Windows側の設定については、RTXにて設定時の記事に同じです。
 基本的なIPSecの設定はIX設定例に従っていますが、最終的にポリシールーティングを使ってローカルとVPS間の通信をトンネル上に乗せています。

 onamae-ipsec-aclはIPSec受け入れ用のACLです。
 local2onamae,onamae2localのACLが通信をトンネルに乗せるためのACLです。 ローカル空間192.168.0.0/24からVPSのグローバル8.8.8.8/32を乗せる設定です。
 プロポーザルはPhase1/Phase2ともに3des-shaです。
※WS2008(Vista)以降ではPhase2のライフタイムはBothで有る必要があります。

 ルーティング設定をしていない状態でルータコンソールのshow ike sa, show ipsec saにて適切なSAが確立出来ていることを確認します。
 ルーティング設定を乗せる前の段階でtraceroute 8.8.8.8すると、通常のグローバルネットワーク経由の経路が表示されます。 乗せた段階でtracerouteすると、ルータのローカルIPの次が8.8.8.8になります。 これにより、トンネル上に通信が乗っていることが確認出来ます。
 お名前.com VPSフレッツ光回線ZOOT NEXTの固定IPサービスを利用した状態でWindowsファイル共有のスループットが7.5MB/s(IPSec外側で80Mbps程度)出る状態です。
 NECのUNIVERGE IX2025につていは、8.11.11のファーム適用でアイドル時のCPU負荷は8%、上記通信状態で79%程度でハードウェア上限がFEであることを考えると、そこそこの設定のIPSecでは帯域いっぱいまで利用可能で、ちょっと複雑なフィルタ等を乗せても大丈夫そうです。
 最近のNASほどスピードは出ないものの、FE環境や150Mbps無線LAN(11n single)環境であれば十分なスピードで、TS録画の再生にも耐えるスピードです。 NASを常時稼働すると電気代が1000円くらいはかかることを考えると、常時必要なドキュメントなどはVPSに乗せてしまって、高速大容量が必要なときだけUSB外付けHDDを使うなどの利用がコストパフォーマンス的に良いですね。

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