以前から期待しているWindows Server 2012のRTM版がMSDNサブスクライバダウンロードサイトで公開された。
2012で個人的に注目しているのはNTFS拡張の重複除去機能。
高価なストレージに載っていた、重複情報チャンクを共有して冗長データによるディスクの無駄を排除できる機能だ。
ファイル圧縮も良く登場するデータを辞書により縮小するが、こちらはボリューム上のチャンクを対象とするから、異なるファイル間でも有効に働く。
ただし、専用装置と違ってリアルタイムに処理できず、デフラグみたいなソフトで処理することになるんだけど、それでも標準機能でこれが乗ってくるのはかなり大きい。
RCの評価で、開発用ノートPCの従来圧縮では数パーセントしか縮小出来なかったボリュームで40パーセント近い容量確保に成功していて、HDDからSSDに移行してきつくなっていたディスク容量に大きな効率化を実現してくれている。
とりあえず、今日はこいつの導入評価を実施しよう。
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