最近、自宅の管理サーバであるBeagleBoneのロードアベレージが常時2くらい有る。 あれ自体は1コアなんで、常時オーバーロードという感じ。
原因はわかっていて、Muninの監視が重い。 自宅にはSNMP対応のルータ3台、スイッチ2台が常時稼働していて、これらをBBBで監視しているから重いんだ。
まぁ、本来のBBBの目的は環境監視であって、SNMP監視なんかはついでに追加したものなので、この辺の機能を別機材に移そうかと思う。
目についたのは古いATOM端末でCPUはZ520。 試しにCentOS x86 6.5を入れてUnixBench計測・・・ドライストーンのインデックスが350程度で、BBBと大差ない。 それでいて消費電力9Wなんて、使う気起きないわ・・・
結局、1台新しいマシンを組むことにした。
条件的には、AMDの低電力APUかAtomになるんだけど、最近のベンチを見るとCeleronJ1900が良さそうだ。
CeleronJ1900はAtom系列BayTrailのコアを採用したデスクトップ向けCPUで、2GHz/4コアでTDP10W、x64対応、Celeronブランドのため拡張機能に殆ど対応せず、VT-xとQSV対応ぐらい?
しかし、パワーはかなり高く、マルチスレッド性能はCore2Duo E6700より上(あっちは2コア、こっちは4コアだから、コアのクロックあたり性能は0.8倍くらい)で、ホームサーバ用途ならかなり期待出来る。 っていうか、これでVT-d対応してくれていればXenとかで仮想化して、メディアセンタとサーバを同居させることも出来るのだが・・・
この場合は、Windows8.1U1入れてメディアセンタにしてVMwareでサーバを同居させるしか無いか。
ボードとしてはギガバイトの製品がデュアルLAN、シリアルポート2本と、鯖遊びようには良い感じ。
メモリはDDR3L SODIMM対応だがLは手持ちに無いので、DDR3-2GBx2にminiPCIe SSDを乗っけてWindows8.1U1入れてVMwareに50GB位割り当ててMunin用サーバ化しようかな。 これなら、常時10W位の電力で動くだろうし、デュアルLANならvyattaでGbEルータ化したりも出来て後々使い回しが効くからな。
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