システム開発に役立つデータ類1

 システム開発をする上で困るのにデータの調達がある。
 よく利用する物では、電話の国番号をキーにした国名データとか、都道府県コード、郵便番号データ等だが、この辺はどこででも拾える。
 困ってくるのは路線・駅情報とか、詳細な町名情報とかだけど、この辺は数百万で開発用データを売ってたりする。
 なんとかデータを安く手に入れようとするときに役に立つのが、官公庁が提供している公開データ。

 最近利用したのが、国交省の位置参照情報ダウンロードサービスと言うヤツ。
 ここでは全国の字町名とその座標が入ったCSVデータ集が手に入る。
 CSVを適当にデータベースに挿入してやっておくと、ある町名を選んだときに、近隣町名を求めると言った事が出来る。
 Webで地図を扱う場合、GoogleMAP APIを利用することが多いけど、こういった機能が無い(地図表示を見ればポイントの周辺の地名が表示されているけど、これを取得する方法がない)ので、ピックされたポイントの座標から、+-LAT/LNGの範囲を求める事でざっくりと近隣の字町名が得られる(先のデータベースにWHERE LAT BETWEEN point_lat-distance AND point_lat+distance AND LNG BETWEEN point_lng-distance AND point_lng+distance みたいにしてみる)

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